構 成 | 【 型 式 】TY-U5C 【 メーカー 】イワフジ工業株式会社 |
【全 長】8,140mm 【全 幅】2,450mm 【全 高】2,720mm (輸送時) 【重 量】14,300kg 【エンジン】出力120kW(163ps) 【タワー高】9,600mm 【主索長】600m |
構 成 | 【 型 式 】LG-1200 【 メーカー 】株式会社南星機械 |
【全 長】1,825mm 【全 幅】830mm 【全 高】2,505mm 【重 量】540kg 【エンジン】出力6.8kW (9ps) 【最大吊上力】11.8kN(l,203kgf) 【最大開き輻】1,700mm 【掴み丸太径】100~500mm |
以前にもタワーヤーダの導入に取組んだことがありましたが、路網の未整備や森林資源の未成熟などから活用できるフィールドが限定され、従来型集材機との比較優位を出せずに十分に活用できませんでした。路網整備と資源の充実が進んだ今日、スイングヤーダでは対応できない現場について、出力を高めたタワーヤーダの再導入が求められています。
出力が大きな5.5t積載のフォワーダをベースとして、タワー高9.6m、最大索張り長600mのタワーヤーダとしました。5胴ウィンチを装備し、各作業索はインターロック運転を可能とすることで、多様な索張りに対応するとともに、生産性や安全性を向上させました。機械のサイズ・重量は道路交通法の法定内に納め、公道移動時の輸送性・機動性向上を図りました。
集材搬器にローディンググラップルを付けることで、架線集材作業で最も重労働で危険性の高い荷掛け作業の遠隔操作による無人化が可能となりました。ローディンググラップルにはカメラを搭載し、モニターすることで、遠隔操作による安全性と生産性の向上を図ります。
また、荷掛けから集材までの一連の作業時間の短縮化が期待されます。