構 成 | 【 型 式 】MAN YARDER-4000-JAPAN 【 メーカー 】Konrad Forsttechnik GmbH |
【 生 産 国 】オーストリア 【 全 長 】8,552mm 【 全 幅 】2,500mm 【 全 高 】3,678mm 【 重 量 】23,600kg 【 エンジン 】出力 238.6kW(324ps) 【 タワー高 】12,200mm 【 主索長 】800m |
構 成 | 【 型 式 】Liftliner 【 メーカー 】Konrad Forsttechnik GmbH |
【生産国】オーストリア 【全 長】1,640mm 【全 幅】630mm 【全 高】1,030mm 【重 量】850kg 【エンジン】出力73.6kW(101ps) 【荷揚げ能力】40kN(4,079kgf) |
現行システムは、4輪駆動4tトラックをベースとしたタワーヤーダ(タワー高7.4m、主索長400m)に、自走式搬器(Woodliner ;最大吊上げ荷重2t)を組み合わせた架線集材を行っています。事業地の多くは路網密度が低いため、より高いタワー高による十分な架線高の確保、より長い主索長による集材範囲の拡大が課題でした。自走式搬器は、下げ荷集材には適していましたが、大径木の上げ荷集材ではパワー不足で対応できない場合があることが課題でした。
3軸6輪駆動のトラックをベースとし、タワー高12.2m、主索長800m、引張速度6.5m/s、メーンライン直引力38KNの高出力なタワーヤーダを導入しました。従来機と比べてタワーヤーダの基本性能が高まったことで、集材範囲の拡大と集材速度の向上が実現しました。
最大吊上げ荷重4tの高性能搬器を導入し、大型のタワーヤーダで強力・高速に牽引することで、大径材の上げ荷集材にも対応できるようになりました。現場によって、下げ荷集材で効果を発揮する自走式搬器(Woodiiner)と使い分けることで、効率的な集材が可能な範囲が広がりました。
タワーヤーダは車高を3.8m以内に抑え、道交法基準内に改良しました。また、タワーを屈折型収納にすることで前後の車軸重量バランスを改良し、車長8.55m以内に設計、回転半径を小さくし狭い場所での走行性を高めています。