構 成 | 【 型 式 】KMS-4000-U 【 メーカー 】Konrad Forsttechnik GmbH |
【 生 産 国 】オーストリア 【 全 長 】6,870mm 【 全 幅 】2,185mm 【 全 高 】3,400mm 【 重 量 】13,500kg 【 エンジン 】出力 169.2kW(230ps) 【 タワー高 】11,344mm 【 主索長 】600m |
構 成 | 【 型 式 】Liftliner 【 メーカー 】Konrad Forsttechnik GmbH |
【 生 産 国 】オーストリア 【 全 長 】1,640mm 【 全 幅 】630mm 【 全 高 】1,030mm 【 重 量 】850kg 【 エンジン 】出力 73.6kW(101ps) 【荷揚げ能力】40kN(4,079kgf) |
現行システムでは、短距離集材(~ 200m)ではスイングヤーダ、長距離集材(200m ~)では集材機が主に用いられてきました。急峻な地形が多い耳川流域では、作業道を開設できない地域も多く、そこでは材の搬出が難しい状況でした。また、造材作業に使用するプロセッサの処理能力に集材作業が追いつかず、作業システムの中でボトルネックとなっていました。
集材機よりも架設・撤去を機動的に行えるタワーヤーダを導入することにより、スイングヤーダでは届かない距離の搬出間伐を効率的に行えるようになりました。線形が厳しい当地域の路網でも搬入可能範囲を広げるため、タワーヤーダは牽引式を採用しました。
リモコン操作が可能な高性能搬器、自動荷外しフックを導入することで、プロセッサのオペレータが荷外し作業を兼任することが可能になり、2人での作業を実現しました。自動荷外しフックの導入は、最も危険な作業である荷外し作業を遠隔でリモコン操作で行えることから、作業安全性の向上に大きく寄与 しました。