構 成 | F801 (IHI建機株式会社) |
【全 長】7,000mm 【全 幅】2,270mm 【全 高】2,700mm 【重 量】10.5t 【クラムバンク(着脱式)】最大開き幅1,982mm 【エンジン】出力120kW(163ps) 【最大積載量】4.5t 【最高速度】14km/h |
構 成 | ベースマシンPC138US-8 ハーペスタヘッド350.1 (コマツ) |
【全 長】7,260mm(輸送時) 【全 幅】2,490mm 【全 高】2,820mm(輸送時) 【重 量】15,660kg 【エンジン】出力68.4kW(93ps) 【ハーベスタ】最大伐倒径600mm、最大開口幅600mm、送材可能径400mm、2色(3種)カラーマーキング可能 |
現行の作業システムは、チェンソー又はハーベスタによる伐倒、ブルドーザによる 集材をし、山土場で造材・選別を行っています。この中でブルドーザによる集材速度 が遅く、生産性全体のボトルネックとなっていました。さらに、多様な採材仕様に対応 するため、正確で効率的な材質(曲り)の判断や、選別する材の種類ごとにマーキング するなどの工夫が求められていました。
グラップルロ一ダ搭載のハーフクロ一ラ式フォワーダをベースマシンとし、着脱式 クラムバンク、ラジコンウィンチを付加しました。様々な現場状況に応じて短幹 集材(フォワーダ機能)、全幹・全木集材(スキッダ機能)を選択できるため、 高い稼働率が期待されます。また、ラジコンウィンチにはスチールワイヤと繊維 ロープを装備し、現行のトラクタ集材に比べ木寄せ・集材作業を効率化しました。
ハーベスタヘッドに、材の形状等を確認する小型カメラを装備し、材質(曲り)を効率 的・正確に判断できるようにしました。また、3パターンのマーキングを可能にするスプレーを備えており、材の太さ、長さに応じた仕分けに効果を発揮します。