構 成 | 【 型 式 】IWS-20DY1 【 メーカー 】株式会社南星機械 |
【 全 長 】6,230mm(設置時) 【 全 幅 】2,320mm 【 全 高 】6,150mm(使用時) 【 エンジン 】出力 40.5kW(55ps) 【 主索長 】120m 【 ホールライン 】最大直引力23.0kN(2,345kgf) 最大速度84m/min |
構 成 | 【 型 式 】エースラインHD026B 【 メーカー 】東京製綱繊維ロープ株式会社 |
【 ロープ径 】22mm 【 単位重量 】290g/m 【 比 重 】0.97 【 強 度 】314kN(32,021kgf) 【 伸 び 】6% |
現行システムでは、主に従来型スイングヤーダによる集材を行っています。平均集材距離は約50mであるため、高密路網が必要で、林地への影響、路網開設費用などの面で課題がありました。また、鋼線ワイヤを人力で引き回すため、労働強度が高いことも課題でした。
一般的なスイングヤーダにはない主索の索張りを可能にするとともにアームを地面につけて支柱とし機体の安定性を高めたことで、集材距離を約100mに伸ばしました。また、主索、作業索に加えて補助索を備え、4ドラム構造とすることで、横取り作業が可能になり、魚骨状の集材をしやすくしました。このような機械を導入することにより、路網密度を下げて林地への影響とコストを抑えるとともに、定性間伐に近い仕上がりとすることができるようになります。
繊維ロープを採用するとともに専用の搬器を導入することで、荷掛手の労働強度を低減し、作業効率の向上と労働災害の防止を図っています。