構 成 | 【 型 式 】FY273 【 メーカー 】株式会社前田製作所 |
【 全 長 】4,975mm 【 全 幅 】2,311mm 【 全 高 】1,633mm 【 重 量 】5,750kg 【 エンジン 】出力 68.4kW(93ps) 【巻上能力(低速時)】 荷上索 25.4kN(2,588kgf) 引戻索 25.4kN(2,588kgf) 循環索 26.7kN(2,726kgf) 【単動速度(高速時)】 320m/min(荷上索、引戻索) 260m/min(循環索) |
構 成 | 【 メーカー 】上道キカイ株式会社 |
【 全 長 】1,950mm 【 全 幅 】2,500mm 【 全 高 】1,300mm 【 エンジン 】出力 17.8kW(24ps) 【 ドラム 】脱着式 【 巻取り能力 】1,000m(22mmワイヤ) |
現行の機械式集材機は運転操作が非常に煩雑で、操作の習熟に時間がかかるほか、誤操作による事故の危険や、断線等の事故発生時にフェールセーフの制御システムが無いなどの課題がありました。また、操作には力が要り、騒音や振動が激しく、オペレータの労働負荷も大きいことが課題でした。また、故障時にエンジン等が入手しにくいことも課題でした。
集材機の駆動システムを機械式から油圧式に改良し、各ドラム間でのインターロック機構により、煩雑な運転操作の簡素化を図りました。また、油圧化により自動ブレーキを備えることができ、安全性を飛躍的に高めることが可能となりました。
2つのリア-アンカードラムを備えることで、集材機の設置作業が簡素化され、主索断線という不測の事態でも設置強度を保つことが可能となりました。また、リードロープ用ウィンチドラムと同軸のワーピングドラムを備えることで、架設・撤収時間が短縮されるとともに、架設作業の労働負荷が軽減されました。