和歌山県の山林は急峻であり、皆伐した木材の大半は架線集材機で搬出しています。しかし、その機械操作は複雑で、現場の作業は危険を伴い、またコストが掛かるのが課題でした。
そこで、県内の林業関係者で組織する「架線集材の低コスト化・省力化技術研究会」が、平成24年から簡単に操作できる集材機の開発に着手し、今年度は油圧式架線集材機のリモコン操作と搬器の自動走行を可能にし、操作性に加え集材作業の安全性の向上と低コスト化に成功しました。この取り組みをはじめとする新たな架線集材システムを普及し、紀州材の増産と生産コストの縮減を図るため、和歌山県では関係者との共催で現地検討会と講演会を行います。
【本現地検討会は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。】
結果についてはこちらをご覧ください。
【日時】 | 現地検討会:2月25日(水)14:00~16:00 ※集合・受付:13:00 (広川町下津木) 意見交換会:現地検討会終了後に開催 講演会:2月26日(木)9:00~12:00 | |
【場所】 | 現地検討会:和歌山県有田郡広川町下津木地内 意見交換会:ガーデンホテルハナヨ (和歌山県田辺市文里2-36-40) 講演会:ガーデンホテルハナヨ ※各会場への移動は送迎バスもご用意しております。 詳細は下記開催案内の裏面をご覧ください。 | |
【募集定員】 | 100名(先着順) | |
【参加費】 | 現地検討会、講演会:無料 意見交換会:5,000円 | |
【プログラム】 | <現地検討会> ●集合・受付 13:00 ●集材機の特徴説明 ●集材機のデモンストレーション ●移動 ※現地検討会に参加される方は、各自、ヘルメット・長靴・雨具・防寒具等のご用意をお願いします <意見交換会> 現地検討会終了後 <講演会> ●開会 9:00 ●基調講演 ・「次世代林業に向けた新たな架線集材その展望と課題」 後藤純一氏(高知大学教授) ●取組事例発表 10:30 ・「進化してゆく集材機」 井硲啓次氏(株式会社井硲林産代表取締役) ・「油圧集材機を製作して」 小林武弘氏(株式会社前田製作所企画管理部長) ・「MAN YARDER 4000‐JAPAN の作業システム」 前田章博氏(前田商行株式会社代表取締役) ・「高知県における架線集材の現状と課題解決に向けて」 山﨑敏彦氏(高知県森林技術センター森林経営課チーフ) ●閉会 12:00 | |
和歌山県
架線集材の低コスト化・省力化技術研究会
株式会社前田製作所
開催案内をダウンロードのうえ、FAXまたはE-mailにてお申込みいただくか、下記の申し込みフォームよりお申込み下さいますようお願いいたします。
※申込締切:2015年2月16日(月)正午まで
※事前申込みの受付は終了いたしました。
株式会社自然産業研究所(担当:今田、中尾、安藤)
〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東1丁目1-2
TEL: 077-572-5336 FAX: 077-572-5337
E-mail: entry_kikai@ri-nc.com